医薬分業の意味

医薬分業ってどういうこと?

医薬分業

 

なにかの病気やケガで医師の診断を受けた後、薬が必要な場合は医師から処方箋を渡され、それ薬局に持っていくことで薬をもらえるようになりますが、この必要な薬を処方する事と薬を調剤を分け、処方は医師という専門家、調剤には薬剤師という専門家を立てる方法を医薬分業といいます

 

なぜ分ける必要があるの?

病院で診断を受けた後、わざわざ薬局にいかなければならないというには利用者にとっては二度手間になってしまい煩わしく感じる事もあるでしょうが、医師は薬の効果や使いどころは詳しくても、薬を複数利用した場合、それぞれがどう作用するかや、必要な分量を越えた場合の影響などについては詳しくありません。

 

そのため化学的な知識が豊富な薬剤師の存在が重要になってくるのです。
そして薬剤師が介入する事で医師が行いがちな過剰投薬や薬害などを回避する事が可能になります。

 

医薬分業はメリットがたくさんある

医薬分業

この医薬分業のルーツは神聖ローマ帝国時代まで遡り、時の皇帝が毒殺を回避するために主治医の作った薬を別のものに確認させたことが始まりではないかと言われています。

 

皇帝などと違い、一般市民を毒殺しようとする人間はいないので、毒殺を回避するというメリットは私たちには関係ありませんが、これ以外でも医薬分業にはいくつかのメリットがあります。

 

まず分業し、それぞれに専門家を立てる事で一人にかかる作業量が少なくなり、専門分野に特化できるため、場合によっては毒にもなってしまう薬をより安全に利用できるようになります。

 

そして口頭ではなく処方箋が作成され受け取ることが出来るので、自分が使用する薬がどういった内容のものなのか知ることが出来、その効果や副作用を調べる事が可能になります。

 

また何らかの理由で現在治療を受けている病院を変更したり、いくつかの医療機関に跨って治療を受けている場合、処方された薬の組み合わせによって問題が起きたり、同じ薬が重複してしまったりすることがあるのですが、こういった場合でも薬剤師という薬の専門家がいるため、薬剤師側から医師に問い合わせをする事で問題の解決を図ることが出来ます。

 

それとよく利用する薬局にはその患者のこれまでの処方の記録が残っているため、副作用の問題や特定の薬地に対するアレルギーの問題などを伝えておくことで将来起きる可能性のある問題を未然に回避することが出来ます。

 

これ以外でも飲み方が複雑な薬にそれぞれ説明書きが用意されたり、一回ごとの分量に分けて用意されたり、と医薬分業には多くのメリットが存在します。

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