計量混合加算

計量混合加算とは

現在では、医薬分業にともなって医療機関で医師が発行した処方せんは、院外の調剤薬局などに持っていき、薬剤師によって処方せんの内容に基づいた調剤を行い、患者さんには処方せんの内容通りの薬を、薬剤師から服用方法や副作用などについて説明をし手渡されています。

 

患者さんの利便性を考えた加算

計量混合加算

 

医療機関で医師が発行した処方せんの内容を調剤する際には、2種類以上の薬剤を計量して混合を行い、患者さんに飲みやすいような形で処方された薬を渡すことがあります。

 

そのような場合には、調剤報酬点数表に基づいて、計量混合加算という加算料を算定することが可能となっています。

 

薬剤には、内服薬と外用薬と頓服薬などがあります。それらには、液剤、散剤や顆粒剤、軟・硬膏剤などがありますので、これらを2種類以上計量して混合し調剤した場合には、計量混合加算が算定されます。

 

投薬量や投薬日に関係することなく、1調剤行為に対して加算することができるものです。液剤、散剤や顆粒剤、軟・硬膏剤などによって、所定の加算点数に違いがありますので、気をつけたいものです。

 

ただし、薬価基準にある薬剤と、同一剤形や同一規格となる薬剤を調剤した場合には、該当しないものになりますので注意が必要とされます。

 

加算料や調剤料を算定するのは調剤薬局事務の仕事

調剤薬局事務の仕事

 

この計量混合加算以外にも、自家製剤加算一包化加算などがあり、重複する時には算定することができないことになっていますので、こちらも注意をする必要があります。

 

また、予め作り置きしていた予製剤の場合には、液剤、散剤や顆粒剤、軟・硬膏剤などの所定点数の、100分の20に相当する点数を加算するとされています。

 

内服薬の散剤1種とドライシロップの2種を、毎食後10日分処方されていた場合には、散剤の所定点数の計量混合加算が算定できることになります。

 

また、外用薬の軟膏を2種類混合する指示があり、さらに違う種類の軟膏を2種類混合する指示があった場合には、どちらもそれぞれ軟・硬膏剤の所定点数を加算することが可能となっています。

 

医師が処方する薬を、処方せんの内容にある指示通りに調剤した場合には、調剤料の他にも加えて算定することができる加算料が設定されていますので、忘れずに算定して調剤報酬を請求するようにしましょう。

 

この計量混合加算などの加算料や、調剤料などを算定する仕事は、おもに調剤事務の仕事内容となっていますので、患者さんにも間違いないように注意して請求することが大切になります。

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